2022/2岐子セミナー後半解説
目次
●コラム HANZAKI● 第8回
岐子セミナー後半解説
2/27に行われた岐子先生のセミナーでの治療のいくつかのポイントについて解説したいと思います。
ダイオードリング治療については、特に解説しませんので、動画で岐子先生の触診やリング添付の様子をじっくり見ていただければと思います。
【症例① ギランバレー症候群】
48 歳の女性。2013 年 11 月にインフルエンザワクチン接種後にギランバレー症候群発症。2 か月間の麻痺、回復遅延、慢性神経痛、手足に持続するうずき/過敏症。 2013 年 1 月に右手首骨折による金属プレート。
[既往歴]不安症、片頭痛
●解毒
ワクチン接種後の発症ですから、薬の影響を排除するため築賓・肩グウの解毒治療。動画ではこの治療の直後に神庭に刺針。神庭は上丹田であり、下丹田の強化のツボです。この丹田ツボの使用はおそらく難経八難によるものと思われます。
丹田は難経八難に言う「生気の原」「腎間の動気」に相当するものと思われ、さらに「呼吸の門」「守邪の神」とあります。ワクチンという外邪によるものですから「守邪」の強化が必要であり、また次の項目で説明する様に、呼吸=酸素の供給を促進する意味合いがあるかと思います。
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