第四回 ~瘈脈と顱息~

第4回
ヘラ治療 ~瘈脈と顱息~

松本 岐子

鍼灸界の風雲児であるキャプテン岐子が
風門からの風を受けて尿(いばり)川を航行。
その先には宝物が隠された光の渦が!

【はじめに】

今、この世の中は新型コロナウイルス(COVID-19)によって、我々の生活に大きな影響を与えています。それだけでなく、日本では3つの台風が同時に発生し、大雨による土砂崩れ、8月に降る降水量が1日で降るという前代未聞の事態に陥っている。こうしたウイルスによる感染症や災害が急拡大している地域でメンタルの不調を訴える方が増え続けているとの報告もある。
COVID-19に関連する強迫性障害は、病気や汚染といった強迫観念が抑えがたい不安に変わり、強迫行動へと変化していく。中国ボランティア7,263名の調査では、全般性不安症が35.1%、うつが20.1%および睡眠障害が18.2%の割合で認められた。全般性不安症とうつは老齢者より若年者に多く、とくにCOVID-19について考えている時間が長い人ほど顕著であった。(参考文献:Huang Y. Psychiatry Res. 2020 Jun ; 288:112954.)

【不安を伴う疾患について】

日本国内の不安障害の生涯有病率は9.2%で約10人に1人と言われています。不安症はとくに女性に多く、パニック障害に関しては男性の2.5倍にもなるという。
不安障害とは、心配や困惑などの感情から精神障害を引き起こす状態を指し、パニック障害は、心臓や肺などの臓器に異常がないのに動悸やめまい、息苦しさ、冷や汗などの発作が起こることで生活に支障を来たしている状態です。
PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)は心的外傷後ストレス障害といい、強く衝撃を受けるような体験やストレスがかかるとトラウマが生まれ、時間がたってからも抜けないような状態を指す。数か月以上(3か月以上)時が経ってもダメージが消えず、生活にも支障がでてきてしまう場合にはPTSDの可能性がある。PTSDは、大脳半球内側面の前方部に位置する前帯状皮質が小さいと発症しやすく、発症後、眼窩前頭皮質が萎縮することを東北大学加齢医学研究所のグループが解明した。眼窩前頭皮質の損傷は、過度に悪態をつく、性欲過多、社会的対話の欠如、賭博への衝動、アルコール、煙草、薬物の摂取過多、共感能力の欠如、衝動的な決断や、経済感覚の欠如などの症状が起きます。

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